Key Club

 
 

このコンサートは、「Voices of Uganda」という非営利団体の知名度向上と活動資金集めのコンサート。この団体は、俳優と活動家が集まり、演劇と映像を通じて、内戦で混乱中のウガンダ北部の状況を知ってもらい停戦を促す援助を目的としている。この団体のメインの創始者は、テレビドラマ「ウエスト・ウイング」で知られている、メリンダ・フィッツジェラルド。内戦に巻き込まれている北ウガンダに住む青少年たちの経験や声を通し、ドキュメンタリー・フィルムを製作中で、完成させるための資金を集めている。


コンサートは、まず、このウガンダの子供たちが出演するドキュメンタリー・フィルムが紹介され、次にオープニング・バンド「Rough, Slow and Expense」の演奏で始まった。ゲスト ・パフォーマーとして、「大草原の小さな家」で有名な俳優、マイケル・ランドン(未亡人のシンデイはこのフィルムのプロヂューサーで、今回リックにコンサートの以来をした本人)の息子、ショーン・ランドン、エデイー・マネーの娘のジェシー・マネー、CBSテレビの「ロックスター・スーパーノバ」(テレビ番組中でロックバンドのスーパーノバのボーカリストをオーデイションをするというもの)というショウから出てきたルーカス・ロッシ。ほんの少し、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングっぽい感じで歌もうまかった。(グリーンデイはここベイアリア出身で、最新CDの発売とワールドツアーを行う前に最近、地元のクラブでコンサートをし、幸運な事に、あっという間に売り切れたチケットを入手できたので行って来ましたが、実は、まだ感激が収まらない状態です。ビリー・ジョー、かっこ良くて大熱演。約3時間にも及ぶコンサートの前半ではリリース直前のアルバム全曲を披露し、後半はヒット曲構成。ずっと立ちっぱなしはキツかったけど、日頃リックのコンサートで鍛えているので持ちこたえられた感じ(笑)。)


そして、オープニングバンドの後には、主催者の製作したウガンダのミニ映画が正面スクリーンに写り、この北ウガンダは22年もの間、内戦が続き、兵士たちは子供たちの性の奴隷となっている事実などが説明された。また、プラダのバッグやマルーン5、リックのサイン入りギターなどのオークションが行われた。


すでに始まってから、約1時間が経った頃、ロジャーが現れドラムソロが始まる。リックのコンサートの始まりだ。黒のチェックの袖無しのボタンダウンと色のあせたブルージーンズに黒のスパークリング付きのコンバース。最初からノンストップで約一時間演奏をし続ける。途中、誰かが新しいララバイCDを持ち出したので、「このコンサートはチャリテイーの為なので新CD宣伝はしたくないんだけど、でも会場の誰かがCDを掲げるので」と言いつつ「My Little Precious One」の宣伝をしっかりした。しかし、残念ながらララバイCDからの曲は歌わなかった。今回は短いセットだったので、客席に飛びこく事はなかったが、通常のコンサートでやる曲はだいたいカバーしてくれた様に思う。最後は、もちろんJG。エデイー・マネーの娘「Jessie」がステージに現れリックと一緒に歌うが、いやに彼女の踊りがセクシーポーズで、ギターを持ってロックしているリックと不釣り合い。ちょっとおかしくさえも感じた。JG後、アンコールはなかったけれど、リックはファン以外の人が大半を占めた会場の観客を十二分に楽しませてくれた。


その会場にはたくさんのプレスの人たちとカメラ。また、前出のシンデイ・ランドンの他に、彼女の娘で女優のジェニファー・ランドン、GHでリックの恋人役で昨年のクルーズに参加したジャッキー・ジーマン、それにリックの奥さんババーラが私と反対側のVIP席にいて、こちら側にはゲストシンガーのルーカス・ロッシが私の隣に座っていた。


ちなみにこの「Voices of Uganda」のウエブサイトは、http://www.voicesofuganda.org


またこのイベントの写真は、

http://doggiestyle.smugmug.com/gallery/7700546_Ek8RZ#497617994_97Bmh


で観られます。



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Hollywood, Ca

2009.3.19